血圧を測定される患者
  • ホーム
  • 中部地方でも味噌の消費量で差がでる高血圧者数と予防

中部地方でも味噌の消費量で差がでる高血圧者数と予防

患者を診ている医者

高血圧は高齢者に多い疾患として知られていましたが、若年化が進むことによって若くてもかかりうる生活習慣病であるという認識を受けるようになってきています。
日本の昔からの生活に欧米風の生活が交じり合ってきたことの影響を受けて、高血圧を患ってしまいやすい生活習慣を送っている人が老若男女を問わずに増えてきているというのが現状です。
全国的に増加が見られるのは事実ではあるものの、地域差があるというのも特徴です。
中部地方から西へ向かって近畿地方、中国地方では高血圧の患者が比較的少なく、東北地方には患者が多いというのが特徴です。
中部地方も細かく見ていくと愛知県や長野県には比較的高血圧患者が多い傾向があります。
こういった傾向は醤油や味噌といった塩分を多く含む調味料の消費量と大まかに相関があることがわかっています。
中部地方でも愛知県と長野県は味噌を使った料理が郷土料理が有名であり、その消費量が多いのが特徴です。
東北地方では醤油や味噌の生産を行い、漬物を作ることが他の地域に比べても盛んな地域となっています。
そういった影響を受けて高血圧患者が多くなっている地域があると考えられるのです。
こういった情報からも高血圧予防のためには塩分摂取を控えるということの重要性が示唆されています。
塩分を減らした食事をしていくことが予防に役立つということはまことしやかに言われていますが、こういった形での統計的な根拠もあるのです。
しかし、こういったデータをもとにして高血圧の予防をしていくために塩分の摂取量を大幅に減らしてしまうことにも危険があることには留意しなければなりません。
塩分は身体の機能の維持に不可欠であり、全く摂取量をなくして良いものではないのです。